昨日の出勤でデイサービス職員としての業務はすべて終わりました。何だかすごく寂しい感じがして、皆との別れがまるで昨日のことかのように覚えています(って昨日なんですけどねヾ( ̄o ̄;)オイオイ)。
金曜日は籍のある本来の職場での最終出勤日でした。出勤前はフロア内で泣いてしまったらどうしようかなんて思っていたんですが、朝の送迎時2件目で家の鍵がないと言うトラブルに見舞われてその後の送迎が押しまくって・・・(またかよと思ったのは秘密ですがw)。
会社経由で遅れると言う連絡はしましたけど行く先々でひたすら平謝り・・・(-_-;)。その後も利用者数の割にフロアにいる職員が少なくて仕事に追われて利用者さんとゆっくり話すこともなく・・・。あまりの忙しさに感傷にひたるどころかかなりイライラしながら仕事してました(苦笑)。
午後は午後で体調不良の利用者さんの対応に追われたり途中送迎に追われたりであっという間に最終の帰宅時間になって・・・。結局誰ともゆっくりと話すこともなく最後の送迎に出たんですが、やっぱり思い入れの強い利用者さんを降ろして「元気でね」と声をかけたときは危うく泣きそうになりました(^_^;。この時点で僕が退職することは利用者さんは知らないから変だなと思ったかもしれませんね。
そして昨日、本当の意味での最後の出勤でした(応援ですが)。昨日もまた道路状況の悪さで送迎が遅れに遅れて・・・。今日もひたすら平謝り(-_-)。どうしてこう最後の最後まで・・・(T_T)。
午前中は皆さんとお話したりしてゆったり過ごし、午後も比較的ゆったりと過ごしていたんですが、午後からのレクのときに他の職員から僕が今日で退職するとの発表があって皆さんちょっと驚かれていました。最初は皆さん辞めると言っても本来の職場へ戻ると思っていたようですが、会社自体を退職すると知って寂しくなるねと言われたりして・・・。
応援先には本来の職場と応援先のデイの2箇所ともに来所されているAさんと言う非常に面倒見の良い女性利用者さんがいましてね。昨年籍のある職場の初出勤のときも、応援先の初出勤の日もそのAさんが来所されていて、僕にとっては何かと思い入れの強い利用者さんの一人なんですよ。初めて応援先に行ったときすごく不安だったけれど、顔の知っているAさんが居たことでかなり勇気づけられたことを覚えて居ます。あの日も玄関先で向こうから「あんた今日はこっちなのかい?」声をかけてくれましたしね。帰り際Aさんから「どうして辞めるのさ」と怒られてしまいましたからね(^_^;。施設で一から勉強しなおそうと思っているんですと説明したんですが「そんなことしなくて良い」って(笑)。
もう一人応援先にBさんと言う比較的若い男性利用者さんが居て、その方とは最初の兼務時から他の利用者さんとより僕との方が年齢が近いこともありよくお話をさせてもらったりしていました。応援が再開したときに一番喜んでくれたのもBさんでしたね。
そのBさんだけは何故か僕が辞めることを事前に知っていて「食いぶちは見つかったのか?」といつも心配してくれて・・・。仕事が決まったと報告したときは自分のことのように喜んでくれていました。
そして帰り、送迎の都合上その2人が先にデイを出発することになり見送りをしたんですが、Bさんから「がんばれよ」とか「泣くなよ」って言われた時からちょっと危なかったんですが、車が出発するときに雪の降る中窓を開けてくれてAさんから「がんばるんだよ」と言われた時、もう堪え切れなくて涙があふれて止まらなくなり・・・。泣いているのを見られまいとすぐにその場を離れ次の送迎車の用意をしつつ泣いてました。
その後、送迎車へ誘導中も涙があふれていたのできっと他の人は気づいていたとは思いますが、誰もそのことには触れませんでした。運転中ももうこの人たちと会えないんだなーと思ったらまた涙があふれてきて前が見えなくなって・・・。何度か収まりかけたんですが、降りるときにも一人一人声をかけていたらまた泣きそうになり・・・。完全に泣きやんだのは1便の送迎が終わった後かな?2便のときはもう大丈夫でしたから。
すべての作業が終了後、その日出勤の職員と雑談しつつ「お世話になりました」と挨拶をして一路籍のある職場へタイムカードを戻しに行ったんですが、道中ずっと泣きっぱなしでした。涙で腫れた顔を見られまいと少し遅めに行ったので職員のほとんどは帰ったあとだったので、2人にしか会わずに済みました。で、ささっとタイムカードを事務所に置いてきて逃げるように帰ってきました(笑)。近日中に制服を返しに行くときに改めて挨拶に行こうと思っています。
今日は休みですが、来週の月曜からいよいよ特養の介護員として始動することになりました。ここまで来るには色々葛藤もあったしたくさん悩んだし、本当にやって行けるのだろうかという不安でいっぱいだけれど、応援してくれている利用者さんのためにも一から勉強しなおしてがんばるしかないなと思っています。
この文章は昨日某SNSにアップしたものに若干書き加えたものですのであしからず。