ヘルパー2級所持者の僕としてはちょっと聞き捨てならない記事が↓
ホームヘルパー2級、12年度末で廃止-厚労省方針ヘルパー養成課程を廃止して、現在のヘルパー2級課程に関しては介護職員初任者研修課程(仮称)へ移行し、ヘルパー1級課程と介護職員基礎研修課程は
450時間の実務者研修へ統合されるらしいです。
基礎研修課程って確か最近始めたばかりだったと思うんですが、もう違うものに置き換えられてしまうんですね(苦笑)。
大体介護職員基礎研修だって受けるだけで某所では157,500円~504,000円もかかったんですよ。そんなにお金をかけて通ったのに、もうなくなるとかありえないでしょ!
養成課程が無くなるだけであって、資格そのものが意味のないものになるわけではないらしいですが↓
旧課程の既修了者については、介護職員初任者研修課程(仮称)修了者として引き続き業務に従事することが可能である。以上厚労省HPから勝手に拝借
それにしてもほんとコロコロコロコロ変わりますよね。良い方に変わるのならともかく、改悪としか思えない方向へ(苦笑)。
僕がヘルパー2級を取得した時に学校に払った額が約10万円+αだったんですが、常勤で働いていたってほぼ給料ひと月分ですよ。これが初任者研修課程(仮称)なんてものに移行したら一体いくらかかるんだろうって。
確かに現在の介護職員の質は悪いかもしれません。
それは今自分が働いている施設でも自分を含め(笑)介護職として、いや、人としてそれはいかがなものなのかという人物がいるので、間違いないと思います(苦笑)。
だからと言って、研修時間を増やしたら質が上がるのかと言ったら必ずしもそうではないと思うんです。他人の研修の話を聞いたり復命書の内容を聞いたり、その後の態度を見ていると何のために研修に行ったんだろうって思うこともありますので・・・。
まあ、効果がないとは言いませんが。
ただ、本当に無資格でもまじめに働いて薄給の中からちょっとずつお金をためてヘルパー2級課程や実務経験を積み上げて介護福祉士国家試験を受けようとしている向上心のある人だっているんです。
そういう人たちを門前払いするかのような今回の改正はいただけないと思うし、結局本当の狙いは天下り先を確保したいだけじゃないかという思いも無きにしも非ずです。
厚労省は
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